メール認証(SPF・DMARC・DKIM・MX)、DNSの健全性、ドメイン登録情報(有効期限・ロック)をまとめて診断し、優先して対応すべき項目を示します。
「ドメイン総合診断」は、ドメインを入力するだけで、メール認証の設定、DNSの健全性、ドメインの登録情報をまとめて診断し、100点満点のスコアと、優先して対応すべき項目を示すツールです。登録不要・無料。
メール認証は SPF・DMARC・DKIM・MX を、DNSはネームサーバーの冗長性と応答・DNSSEC・CAA を、登録情報は有効期限とドメインロック(移管ロック)を、公開DNS・各ネームサーバー・RDAP/JPRS WHOISから調べます。サブドメイン乗っ取りや類似ドメインなど、時間のかかる調査は、結果画面から必要なときだけ実行できます。
| カテゴリ | 配点 | 主な見る項目 |
|---|---|---|
| メール認証 | 60% | DMARCポリシー(reject/quarantine/none)、SPFの10ルックアップ制限と末尾の all、DKIM、MX、集計レポート(rua)の有無 |
| DNS | 25% | ネームサーバーの冗長性と応答(lame delegationなど)、SOAシリアル・親ゾーンの委任の一致、DNSSECの検証、MXの名前解決。CAA・IPv6・DNSSEC未設定は参考表示で採点しません |
| ドメイン登録情報 | 15% | 有効期限(30日以内は重大、90日以内は注意)、ドメインロック(移管ロック) |
重大な問題が1つでもある場合は、総合スコアを最高でも69点(C)に抑えます。測定できなかった項目(RDAP/WHOISに対応していない .io・.de・.cn などの登録情報など)は、残りの項目だけで採点します。
| 評価 | スコア | 意味 |
|---|---|---|
| A | 90〜100 | とても良好。基本的な対策が整っています。 |
| B | 75〜89 | おおむね良好。小さな改善点があります。 |
| C | 60〜74 | 改善の余地があります。 |
| D | 40〜59 | 要対応。なりすましを許す設定などが残っています。 |
| E | 0〜39 | 至急の対応が必要です。 |
このツールの限界
• 公開DNSの一回限りのスナップショットです。DKIM は主要なセレクタのみ確認するため、見つからなくても未設定とは限りません。
• スコアは優先度の目安であり、セキュリティ全体を保証するものではありません。
• サブドメインを入力した場合、メール認証はそのサブドメイン(DMARCは組織ドメインから継承)、登録情報は登録ドメインのものです。
スコアを上げるには、まず何をすればいいですか?
結果の「優先して対応すること」を上から順に対応してください。多くの場合は、DMARC の公開(p=none から開始)と、SPF の整理が最初の一歩です。p=reject への移行手順はガイドで解説しています。
DMARC を p=none にしていますが、何点になりますか?
p=none は監視のみでなりすましを拒否しないため、メール認証は「監視のみ」(55点程度)として評価されます。レポートを確認しながら p=quarantine、p=reject へ段階的に引き上げてください。
登録情報が表示されません。
.io・.de・.cn など RDAP を提供していない拡張子や、一時的な取得失敗の場合は表示されません。その場合はメール認証のみで採点します。
他人のドメインを診断しても問題ありませんか?
このツールは公開DNSとRDAP/WHOISという公開情報のみを参照します。ただし、結果の悪用は禁止されています。