DNSヘルスチェック

ネームサーバーの冗長性と応答、DNSSEC、CAA、MXの名前解決をまとめて診断し、ドメインが引けなくなる設定ミスを見つけます。

このツールについて

「DNSヘルスチェック」は、ドメインのDNS設定が健全かを診断するツールです。ネームサーバーが1台だけ、応答しない、DNSSECの署名が壊れているといった設定ミスは、ドメインが引けなくなり、Webもメールも止まる原因になります。登録不要・無料。

公開DNSに加えて、各ネームサーバーへ直接問い合わせて、権威応答するか(lame delegation)、SOAシリアルが揃っているか、親ゾーンの委任と一致しているかも確認します。公開されていないIPアドレスへは問い合わせません。

診断する項目

分類主な項目
ネームサーバー2台以上あるか、別ネットワークに分散しているか、IPアドレスを引けるか(NSのドメインが失効していないか)、権威応答するか、応答があるか、SOAシリアルの一致、親ゾーンの委任との一致、IPv6対応
DNSSECDS/DNSKEYの整合、署名の検証結果。検証に失敗している場合は「重大」
CAA証明書の発行元を制限しているか
MX宛先の名前解決、CNAMEを指していないか(RFC違反)

スコアは100点満点で、重大な指摘ごとに35点、注意ごとに12点を減点します。IPv6・CAA・DNSSEC未設定は任意の項目なので、減点しません。

このツールの限界

• 診断元から見た一回限りのスナップショットです。ネームサーバーが特定の地域・IPからの問い合わせを制限している場合は、「応答なし」と表示されることがあります。
• IPv6だけで応答するネームサーバーは、診断元から到達できないため確認できません(「未確認」と表示します)。
• 複数のDNSプロバイダーを併用している場合、プロバイダー間でSOAシリアルが異なるのは正常なので、情報として表示します。
• サブドメインを入力した場合は、そのサブドメインを含むゾーン(例:example.co.jp)を診断します。

よくある質問

lame delegation(レイム・デリゲーション)とは何ですか?

親ゾーンがネームサーバーとして指定しているサーバーが、そのドメインについて権威のある応答を返さない状態です。リゾルバーがそのサーバーに当たると失敗するため、名前解決が不安定になります。

ネームサーバーのドメインが「存在しない」と出ました。

NSに指定しているホスト名のドメインが失効・未登録の場合、第三者がそのドメインを取得して、あなたのドメインのDNSを乗っ取れる状態です。使っていないNSは親ゾーン(レジストラ)の設定から外してください。

DNSSECの署名検証に失敗しているとどうなりますか?

DNSSECを検証するリゾルバー(Google Public DNS など)は、検証に失敗したドメインの応答を返さず、利用者は名前を引けなくなります。DSレコードの登録ミスや、鍵の更新漏れが典型的な原因です。

他人のドメインを診断しても問題ありませんか?

このツールは公開DNSと、各ネームサーバーへの通常のDNS問い合わせのみを行います。ただし、結果の悪用は禁止されています。

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